現代画家 米蒸千穂とのコラボレーション入浴剤『#交差点』
日本画画材と、アクリルを薄く重ねていく独特な手法で描かれる米蒸千穂の作風は、遠くになるにつれ霞んで見えなくなっていきます。
日常の何気ない風景を描き出す中で、霞がかった”向こう側”を表現するのが米蒸流です。
それは、まさに一人の人間が、ある風景を眺めた時の感覚そのものであり、この世界と時間は常に動き続け、同じところに留まらず未来へと繋がっているということを思い出させます。
交差点の向こう側に見える景色は、同じ道を渡る人でも全く違うものになるでしょう。
多くの人が行きかう交差点には、そこに居合わせた人数と同じだけの人生が一瞬だけ交錯し、そしてまた離れていきます。
互いに知らない人々がすれ違う交差点。
仕事帰りの疲れて重い足取り
嫌なことがあって乱暴な足取り
これからデートに向かう軽やかな足取り
愛する家族が待つ家へと急ぐ足取り
その足取り、足跡が霞んで消えていく先に、ほっとくつろげる休息や、小さくても大きくてもいい幸せがありますように。
まったく異なる人々が、皆平等に交錯できる交差点のように、誰もが除け者にならず、制限もされない、そんな未来になりますように。
そんな願いを込めて、米蒸千穂が描いた『#交差点』をパッケージとした、未来への活力や癒しとなる入浴剤を作りました。
日本の風景にちなみ、香りもシャクヤクとヒノキという、和が感じられるものをチョイスしました。
<Pink>
香り:シャクヤク
湯色:オーキッドピンク(乳白ピンク)
華やかなピンク色に包まれた交差点からは、活気や高揚感が伝わってきます。
彼らがこれからどこへ向かうのか、その先に何が待っているのか、想像するだけでワクワクするようなイメージが湧いてきます。
これから自分を待ち受ける新しい1日にポジティブになれるような、そんな願いを込めた入浴剤です。